カメラマンの名刺と必要性

 
今回は名刺についてのお話です。
カメラマンはどのような名刺を持っているのか、名刺を持つことで広がるチャンスとは。

カメラマンの名刺
 
 
写真は僕の現在の名刺です。
シンプルで必要最低限の情報のみです。
名刺紙が白ではなく、青というのが、唯一の個性です。
カメラマンになった最初の頃は、デザイン重視で、オリジナルのロゴを入れたり、紙を光沢にしたりと試行錯誤しましたが、ここ数年はこちらに落ち着きました。
インジェットプリンターで作っていたこともありますが、手間もかかりますし、最近では100枚の名刺が早いペースで手元からなくなっていくため、印刷屋さんにお願いしています。
名刺に自分の顔写真を載せると効果的という意見もありますが、僕はちょっと恥ずかしい。。
フリーカメラマンという表記より、写真事務所やフォトオフィスの方がきちんと仕事をしている印象があるようです。
ちなみに「武壮隆志写真事務所」は屋号です。
フィルム全盛期の頃は「写真師」という名刺をお持ちの方もいましたが、そのような肩書きを持つ方とは出会うことがなくなりました。
個人的には「写真家」という名刺を持つことが夢です。
 
これまで様々な職種の方から名刺を頂きましたが、企業の社長様や事業を展開されている方は情報量が多く、僕のようなクリエイターやアーティストは、活躍してる人ほど、名刺がシンプルでした。 
 
 
名刺の必要性 
 
 
ここからが本題です。
僕は法人向けの撮影が多いので、一回の撮影で、いろんな役職の方と名刺交換します。
その際、もし名刺を切らせてしまったら、もしくは名刺そのものを忘れてしまったら、それは致命的なミスになります。
交換の際に名刺を切らせていることを謝罪する必要がありますし、口頭で名乗るだけでは名前を覚えてもらえず、印象に残りません。
そして最大の問題は、次に繋がるというチャンスを失うことになります。
取材などで撮影に行くと、その時の写真の仕上がりや僕自身の印象が良ければ、後日ご連絡があり、別件でお仕事を頂けることがあります。
うちの会社の商品を撮影してほしい、一ヶ月後の式典のカメラマンを探しているところだった、社員旅行に来て記録を撮ってほしいなど。
または、いつも使っているカメラマンの予定が合わず、仕事がまわってくるケース。そこでいい仕事をすればメインになれる可能性があります(この場合、同業者からの紹介ではなく、クライアントからの直接の依頼に限ります)
クライアントの知り合いが、いいカメラマンを探していて、タイミングよく、紹介して頂ける場合も。
これらの例は、名刺交換をして、こちらの連絡先を相手が知っているからできることで、その名刺がなければ当然何も起こりません。 カメラマンの印象が強烈に残れば、名刺がなくても探して頂ける可能性もありますが、それは稀だと思います。
 
僕はこれまで何度か名刺を忘れて現場へ行くことがありました。
そうならないようにした僕の対策は、
撮影現場によって変更するカメラバッグすべてに、それぞれ10枚ずつ入った名刺ケースを入れること。そうすれば衣服のポケットに入れ忘れても、バッグには必ず名刺のストックがあります。
 
今回は名刺についてお話ししました。
名刺は仕事だけでなく、プライベートでも持つことが重要です。
その職業を引退するまで、いつ、どこで、チャンスがやってくるかわからないですから。
 
読んでいただき、ありがとうござました。次回をお楽しみに♫ 
 
 
2017年1月20日 武壮隆志-むそうたかし