美しいシザーに魅せられて

 偶然の再会から撮影スタート

 
シザー ハサミの撮影
 
ウェブサイトの制作会社から依頼を受け、 理美容のシザー(ハサミ)を製造卸販売している企業様の元を訪れました。

社長様と名刺交換をし、話を進めていく中で、どこかでお会いしたような気がして、何気なく年齢を尋ねると同じ年、そして出身中学校も同じ、つまり偶然にも同級生だったことが判明。
実に27年ぶりの再会でした。

同じ校舎で青春を過ごした同級生が、大人になって、彼はシザーに、僕は写真に人生をかける。
時の流れと、感傷的な気持ちになりました。
 

シザーの製造現場 

 
シザー ハサミの製造現場
シザー ハサミの製造現場
シザー ハサミの製造現場
シザー ハサミの製造現場
 
初日はシザーができるまでの工程を撮影します。
機械で一括して製造するのではなく、一本ずつ手作りです。
ユーザーが手にするのは完成したものですが、撮影を通じて、ものづくりの現場を間近で見ることで、そこに人の想いを感じます。
 
 

シザーの撮影

シザー ハサミの撮影
 
後日、事務所にセットを組んで70本ほどのシザーを1本ずつ撮影。
シザーは全面に光沢があるため、刃がきれいに写るように何度もテスト撮影を行います。
使用するレンズは、キヤノンEF100mmF2.8L マクロ IS USM、最高の描写力です。
 
指紋がつかないように白手袋を着用し、専用のセーム皮で丁寧に磨き、それでも取れない写り込みや汚れは撮影後の画像処理で修正します。
 
これまでの人生で、刃と向き合ったことがないのですが、改めてじっくり見ると様々な形があります。
用途による形に加え、サイズ、利き手の違いなど、工作で使用するハサミとはまるで違います。
 
室内にこもって一日中撮影をしていると、いつのまにかシザーが蝶に見え、まるで生き物のようにエネルギーを発しています。
作り手の魂がシザーに宿り、撮影で全神経をシザーに集中することで、それを感じることができたのかもしれません。
 
 

シザーのウェブサイト完成

ハショウシザー
 

 
撮影から数ヶ月後、ウェブサイトが完成しました。
サイトと並行して、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSでも情報を発信しています。
ぜひご覧ください。
 
  
 
今回は、大阪市城東区鴫野にあるHASHO ハショウシザー様でした。